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【カナダ永住権2020年】MPNPに通りました。申請の書類、手順の流れ

 

報告としてタイトルにある通り、先日無事にMPNPに通りました。わたしの申請の仕方でも通ったということで自信(?)を持ってお伝えするべく記録しておこうと思います。
補足として永住権取得方法の一つであるノミニープログラムはルールの変更が頻繁に起こるといっても過言ではないので、これは2020年版ということを頭に置いて読んでくださると幸いです。 


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申請から取得へのタイムライン

 4/8-EOI提出

4/9-LAA取得

4/29-MPNP/マニトバノミニーに申請

6/25-追加書類のお知らせとマネージャーに連絡がいく

7/10-MPNP/マニトバノミニーに通過

 
申請からノミネーションまでは2か月と1週間くらいかかりました。サイトには約3か月~と記載されていたので、個人的に早めだなと。EOI提出から見ると、約3か月でした。ビザの残りが少ない人が優先されるとは聞いたことはありますが謎です。正直コロナの影響もあって遅れが発生するかと思いましたが、早くて驚いています。

EOIとは

Expression of Interestの頭文字をとってEOIと呼びます。簡単に言えばマニトバノミニーに応募する権利を取得するための準備です。
EOIはポイント制になっていて自分の学歴や職歴などがあればあるだけ高いポイントがもらえ、そのポイントが高ければ高いほどマニトバノミニー申請への道は近いです。

EOI申請の流れ

申請の流れを写真付きでまとめたスライド(引用元:Manitoba My New Home)

  1. まずGovernment of Manitobaでアカウントを作成します。
  2. アカウント作成後、EOIを申請するにあたって自身のプロフィールを作るために質問に答えていきます。ここでの質問は最終学歴や職歴、語学力などポイントのベースになるものです。※EOIは最低点数があるのでそれを超えないと申請はできません※
  3. その回答を提出して、MPNPへの招待状がくるのを待つ

シンプルな流れです。この時点での書類の提出は必要ありません。

提出をする時は自身が何ポイントで提出したかをレポートで見ることができますし、PDFで保存もできます。

EOI Draw 

EOIを提出すると、EOI DrawにてMPNPへの申請を許可されるまで待ちます。

2020年次のEOI Drawのルールとしては

  • ポイントが高い人から順にMPNPへの申請を許可される
  • 毎回最低ポイントのラインがありそれ以上の応募者は申請の許可レターをもらうことが出来る
  • 応募者数、平均のポイントによって最低ポイントが毎回変わる

なので自身のポイントが低ければ低いほど、次から次のDrawへと持ち越しになる可能性があり、逆に高ければ高いほど申請してからの初めてのDrawで選ばれることは間違いなしです。

このEOI Drawは定期的に行われていて、サイトにもいつDrawが行われたか詳細付きで掲載されます。

見る限り月に2回は行われていますし最低点数は400~500ポイントです。EOIは一年間の有効期限があるので、それまでにEOI Drawで選ばれなかった場合はもう一度プロフィールを作成して提出できます。もし提出した後に記入に間違いが発覚した場合辞退することも可能です。(電話必須)のちに詳しく話します。

LAAとは

EOI Drawを通過すると、Letter of Advice to Apply通称‘’LAA‘’がメールで届きます。ゆえにこれがMPNPに申請できる招待状です。今までの経過を通して晴れてMPNPに申請ができるようになります!ちなみにLAAは60日間有効です。

ポイント詐称をしてしまった場合

これ私、やらかしました

と言っても何も問題はなかったやらかしなのでよかったのですが。

簡素に言うとEOI作成時に日本の学歴を含めずに、本来獲得できるポイントより少なめでEOIに申請しました。運よく申請した次の日がDrawですぐLAAを取得したのですが、MPNPはEOI提出時の回答に基づいて書類を提出して証明するので、上記の理由でLAAを辞退して正しいポイントでまたEOIを提出すべきなのかをMPNPにメールで問い合わせてみた所、辞退はせずにそのままMPNP申請時に書類を提出すれば大丈夫と回答をもらいました。

なので私のように本来より少ないポイントで申請してしまった場合でも辞退せずMPNP申請時に書類を提出すれば大丈夫だと思います。

逆に本来より多いポイントで申請してしまった場合、EOIポイントに基づいた証明書類が提出されてないとポイント詐称と見なされMPNP取得不可に繋がるのでLAAを辞退して新しく正しい情報でEOIを提出したほうがいいと思います、

なぜわたしが日本の学歴を含めなかったかというと、ポイント取得に該当しているか分からなかったからです。MPNPに確認したところ短大を卒業した私の場合は該当していると言われました。4年制大学も大丈夫とのこと。専門学校は分からないので、確認するべきかと思います。 

MPNP申請時に必要な書類

EOI提出時の回答によって必要な書類は個々で変わっていきます。

私の場合は

Personal Information*必須

  • 戸籍謄本(原文/英文)
  • パスポート&スタンプページ(カナダ滞在時にパスポートを更新した方は旧パスポートも提出)
  • ビザ(カナダ入国時から申請時までに発行されたもの全て)

Education

  • 日本の高校の英文卒業証明書と成績証明書
  • 日本の大学の英文卒業証明書と成績証明書
  • カナダのカレッジの卒業証明書と成績証明書
  • 語学学校の成績証明書

Job Related*Skilled Worker枠からの応募は必須

  • ジョブオファーレター(仕事取得時に雇用主が作成)
  • 雇用確認書/Employment Verification Letter(6か月の就労後雇用主に作成してもらう)
  • 給料明細

Langugage Ability

  • CELPIP(IELTSその他可)

Net Worth*必須

  • 残高証明証(過去3ヶ月分)

Settlement Plan*必須

  • Settlement Plan 
申請前にすること

とにかく早め早めのうちに必要な書類を用意しておくことです。戸籍謄本や成績証明書等は有効期限がないので日本を出るときに一緒に持ってきてしまうのもいいかもしれません。

またカルガリーの日本大使館が1年に一度出張サービスとしてウィニペグに訪問するのでその時に戸籍謄本を取得する方もいますがなんせ私は予約が面倒くさいのとタイミングが合わなかったという言い訳。

語学学校の成績証明書が必要だとMPNP申請寸前に気づいたり、戸籍謄本の翻訳を待っていたり…なのでLAA取得からMPNPに申請するまで3週間のロスが発生しました。

また戸籍謄本は当たり前ですが英文訳が必要です。MPNPから認証されている翻訳会社からの英文訳のみ受理とのことなので、知り合いに頼んだり自分で翻訳をすることはできません。私はTranslation Agency of Manitobaに翻訳を依頼しました。税込みで$51.45でした。戸籍謄本をスキャンして送ると見積もりが送られてきて、その後は窓口受け取りor郵送(配送料無料)が可です。

また日本の高校・大学を卒業してから一定期間が経ってしまうと保存義務が無くなり卒業証明書・成績証明書が発行できない場合があるかと思いますが、この場合は学校側が保存期間経過の理由で発行はできないと書かれた旨のレターをもらうといいと思います。 

MPNP申請の手順

MPNPの申請は全てオンラインです。EOI提出をしたGovernment of Manitobaの同じページから申請をします。LAAを貰うと、EOIではアクセスできなかったページに飛べるようになり、分かりやすくセクションごとにわかれていてそこに証明書類をアップロードしていく形になります。 

Settlement Planの記入

MPNP申請時に一番混乱したのはSettlement Planの記入でした。

Settlement Planはざっくり言うとなぜ自分がマニトバ州にとって有益な人材なのか、マニトバ州に住むのにどんなメリットがあるかなど自分の考えを記入するものです。申請してた時にスクリーンショットで残しておけばよかったのですが、とりあえず言えることは、質問が自分に該当していないと思ったものは私は空欄のまま提出しました。いくつかの質問は「これから(自分の国を離れて)カナダに住むにあたって…」みたいな呈の文章だったのもあり、空欄でもわたしは問題なくMPNPに通ったので参考程度になれば。

申請料

申請料は$500CAD。オンラインで支払います。2017年5月から申請料無料だったのがいきなり$500に上がりました。移民関連も段々値上がりしているので、移住はお早めに…。なんなら永住権申請には10万以上かかりますし、それは申請した時にまた詳しくブログに書いていきますね…お財布に厳しすぎる 

追加書類の知らせがきた

6月末にMPNPから追加書類のお知らせがきました。っていうのもポスグラ以外のビザを提出し忘れてて(・∀・)バカ

2016年からカナダに滞在しているので今まで発行してきたビザを追加で提出しました。ここでプチパニック発生でなんと一番最初に発行してもらった学生ビザは日本に一時帰国した際に多分置いてきた、でコピーも手元になくてどうしようと思った矢先メールを遡ったら学生ビザを発行する旨の承認レターがあったのでそれを代わりに出しました。MPNPからも大丈夫だよ~をもらったので、私のように過去のビザがどうしても見つからなくて、でも承認レターがあったらそれを提出でも大丈夫そうです。 

雇用主に連絡がいく

追加書類のメールと同じ日に勤務先のマネージャーにMPNPから連絡が来ました。内容としては勤務開始日の確認。あと私はインターンもしていたのでその開始日も聞かれました。この時点で申請者と雇用主の言うことが一致しないとMPNP拒否に繋がります。会社によってはMPNPから人がきて申請者が働いているかどうかを実際に確認する時もあります。不正をしてMPNPを取得する人は残念ながら多数いるのでそれを防止するためだと思います。

そしてこの雇用主に連絡がいくということはMPNPの結果までもう少しというサインだそうで、MPNPを先に通っていた知り合いには多分あと2週間くらいで結果がくると思うよと言われハラハラドキドキで待っていました(*'ω'*)

そしてついに・・・

MPNPからCongratulations!のメールとともに承認レターが添付されて届き、無事MPNPに通過して永住権申請の許可をもらえました(ノД`)・゜・。

と言うことでこれからFederalに移るわけなのですが、同じように大量の書類を用意しなければいけないのと、今度はオンラインではなく郵送と言う形になります。

 

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 こちらの記事で、日本の犯罪証明証は日本の警察署に直接本人が出向かないと申請できないという風に記述していますが、カナダには日本大使館があるということをすっかり忘れておりました後でその記事も補足しておきたいと思います(;´Д`A ```

ということで申請をしました。カルガリーで

次回の記事は「弾丸カルガリーで犯罪証明書の申請をしてきた」になりそうです。節約Tipやら愚痴やら愚痴やら愚痴やらで沢山書きたいことがありますんで。

え、コロナで大丈夫なの?って思うかもしれませんが次回詳しくお話するのでご理解いただけると幸いです。

永住権申請に向けて

とりあえず永住権申請においてこの犯罪証明書だけを待っている状態です。歯痒い。MPNPは半年間有効なのでそれまでに全部の書類を郵送できればいいのですが、もし全部の書類が有効期限までに集まらなくても後で追加として別途で郵送可です。がプロセスが遅れることを了承の上です。

あとこの永住権申請にも大問題が発生しているようなので、それについても次回の記事で詳しく話そうかと思います。

多分次回の記事約70~80%は愚痴になりそうです。見てくださる方が不快にならないようには心掛けますが、もしかしたら誰かの助けになるかもしれないことを信じて…それでは次回の記事にて(更新率上げろよなってことは分かってるから言わないで~~~)